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『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』(Nun komm, der Heiden Heiland)BWV61は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1714年12月22日の待降節第1週の礼拝のために作曲した教会カンタータ。全6曲からなり、地味なオーケストレーションではあるが、ヴァイマル時代の代表曲として、また教会暦のトップを飾る曲として演奏機会が多い作品である。 ==概要== クリスマスの4週間前から、イエス降誕のカウントダウンとして待降節の礼拝が営まれる。1524年、マルティン・ルターは古くからのラテン語聖歌『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』(Veni redemptor gentium)をドイツ語に翻訳し、待降節の礼拝で合唱するコラールとした。このコラールはルーテル教会での待降節礼拝に欠かせない曲となっており、バッハも3曲の待降節カンタータ全てに引用しているほか、「オルゲル・ビューヒライン」(オルガン小曲集)もこのコラールの編曲をトップにして始めている。 当日の礼拝では、エルサレムに入城するイエス一行と、歓呼して迎える民衆を描いたマタイ福音書第21章1-9節が朗読される。ちなみに、この福音書は聖金曜日直前の棕櫚の主日(枝の主日)にも再読される。 台本作者はオペラ調カンタータ台本の開拓者エルトマン・ノイマイスター。この年に出版したばかりの新作である。キリスト者の信仰心をイエスが降臨すべき神殿とみなし、信者一人一人にイエスを迎え入れる心構えを勧めるものである。この61番の初演からちょうど10年後に、同じコラールを冒頭に引用した62番が作曲された。当然ながら同じタイトルを持つが、61番と62番ではコラールの扱いは大きく異なり、61番では序曲として使われるに留まるが、62番ではコラール全8節をすべて組み込んでいる。 バッハの自筆総譜で伝承されており、1723年の再演時に書き込んだとみられる礼拝の式次第がそのまま残されている。ヘルムート・リリングは、この式次第のメモに基づき、1985年の来日演奏旅行の中で礼拝の再現を試みている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「いざ来ませ、異邦人の救い主よ (BWV61)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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